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総決算!出産ドキュメント〔その4〕 [ニンプー生活]

ついに最後か?! 


産んだ後できるだけ早く、と思っていたのに、気が付いたらデッドラインギリギリだったり[あせあせ(飛び散る汗)]
日にちも合わせて、まるで夏休み最終日に駆け込みで宿題片付けてるようなもんです...
毎度ダメな自分・・・



反省はともかく、いい加減参りましょう。

例によって、日を分けて下書きしていたため、口調や書き方がバラバラです。
読み直しつつできるだけ手直ししましたが、読みにくい所もあるかとは思います。
ご了承くださいませ。

また、ストレートにそのまま書いてますので、今回はややグロい(?)描写もあります。
そういうものがダメ!という方はご遠慮ください。




ではでは...





先生や助産師さんが見てくれているのだが、どうも出血がおさまらないらしい。(でも量はギリギリ「中量」でしたが)
子宮口も順調に開いてスムーズに進んだものの、彼ら曰く、少々速いペースで出産が進んだ為に子宮の収縮が追いつかない、とか。
そうなのか?これで速かったのか?


で。

残ったものをかき出すのは想定の範囲内でしたが、収縮を促す為に、と物凄い力で助産師さんがお腹を揉んで押しまくる!
これがすごい痛い
()
なんとか耐えた陣痛よりも痛かった
()
陣痛で張りまくって筋肉使いまくって、散々痛んだお腹(子宮)を全体重かけて押されるんですよ・・・

痛い!イヤーー!と泣いて叫んで身をよじるが、3回ほどやられたかしら()

最後はいたたまれなくなった旦那が「もういいです!」と助け舟を出してくれました。(そうでなかったらどうなっていたか。)

 

「産んじゃったからもう痛いことはない」と思っていたとこへのこの仕打ち...
不意打ち過ぎて堪えました。

そんな心身ともに疲れきったわたしでしたが、臍の緒を切ってもらい、まだ羊水のついた状態での娘を胸の上に置いてもらった時、ほんのり生温かいようなヒヤっとするような感触とかすかに動く娘に、感動と燃え尽きたような脱力感を同時に味わっていました。

そんな幸せなひとときはすぐ娘を持っていかれて終わるのかと思いきや、子宮収縮か止血のために点滴3時間を分娩台で受けてる間ずーーと続く。
思わず「この子忘れられてるんじゃないか・・・」と心配になるくらい
()
この間に写真を撮ったりしてました。


点滴が終わったところでようやく娘は連れて行かれ、わたしが体を起こしたり母や旦那と話をしたり一息ついてる間に服を着せてもらって戻ってきました。


 

その後自力でトイレに行かされるが、なにせ全ての力を使い切ってるので、トイレに辿り着くのも座るのもフラフラするし時間がかかる。産褥ナプキンの使い方も、なにやら腰に巻かれてたケープのようなマントのようなものも扱いが分からず、モタモタやってなんとかトイレを出ると、今度は自分でコットを押して病室まで行かされる(母子同室で、母のベッドの傍らに常に子がいます。)。この話、友人にするとどうやらわたしのいた病院は超スパルタだったと分かる()


ヨロヨロ病室へ向かう私を見送り、ここで旦那と母はようやく自宅へ戻れたのでした。

 


病室にはいつのまにか荷物を運んでおいてもらったみたいだけど、それに触る間もなくベッドに寝るよう促され添い乳をする。まだ目も見えぬ娘が吸い付いてきたことに心底感動したが、けっこうな力で吸われ「痛いもんだなー」と思わぬ力にこれまた驚く。


そんな状態で「それじゃ」と放置されて助産師さんは戻っていきました


疲れきったので眠くてしょうがないが、ちっちゃい我が子が横にいるので潰したら困ると緊張しっぱなしだし、添い乳してるので体勢も変えられない。助産師さんは「吸わせたままそのまま寝ちゃってもいいですよ~」と言っていたけど、全く初めてのことで、咥えてるの外していいのか反対側もあげた方がいいのか、コットに戻していいのか、とにかくどうしたらいいか分からない。

そのうちノドの渇きを頻繁に感じ、ついでに猛烈にお腹も減ってくるが、これまた動けない&どこに何があるやら&どうしていいか分からず・・・
で、ひたすら横になって耐えるのみ。朝になるのが待ち遠しかったーー!
近隣のベッドの方が時折起きてゴソゴソ何か食べてるのが聞こえた時は、本当に羨ましかったです
()



 

入院生活はひたすら寝る・食べる・授乳(+お世話)の繰り返しだったけど、体の戻りが順調だった事もあってあまり大変ではありませんでした。
娘も比較的よく寝てよく飲む子で生育も順調だったので心配なかったし。
わたしの母乳が想像以上に出て張って大変なことはあったけど。
病院食も思ったよりおいしくてモリモリ完食したし。
強いて言えば、相部屋
(4人)だったので、お隣さんたちの行動に少々ストレスを感じる事はありましたが(部屋内で携帯禁止なのに大きい声でしゃべってたり、面会時間過ぎても家族や友人がいたり、TVをイヤフォンで聞いてくれなかったり。こっちはできるだけ寝てたいのよ~!)。


あと、想像と違っていたのは、会陰切開ナシでも円座クッションは必要だった事。2~3日おシモが腫れてました。そりゃそうだよね、小ぶりとはいえでっかい頭が出てくるんだから...。

1日ほど‘あとばら’も痛かったけど、子宮の戻りも順調でした。
これも押してもらったおかげかしら...。

産んだ後はしばらく自分の体じゃないみたいな感じでした。全てにおいて力が入らないし、なにごともゆっくりやらないと怖かったし。思わぬとこ(わきの下とか 母乳が出るからで筋肉痛じゃないのか?)が筋肉痛になってたりして、改めて出産時の力の凄さを感じたりして。

 


とまぁいい体験になったけど、2回目はいらない感じ
(苦笑)







最後は入院生活の感想になりましたが、
そのあたりはこれから出産される方の参考に少しでもなれば、と。

自分でも読みながら当時の事を思い出したりしてました。
この後続く必死な生活を考えたら、この時はまだ『人生の一大イベント』を無事通過した事に浸っていられたかなぁ・・・
イヤ、ただ単に疲れ果てて燃え尽きていただけか(笑)

‘女は強し 母はもっと強し’という言葉を身をもって体験し、
全世界の全ての母をあまねく尊敬した出来事となりました。
出産ってすごいよ、ホント。


長い文章を最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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cacocoa

ヒィィィィ~~~>_<;
かわいそうすぎるぅぅ~~~・゚・(つД`)・゚・
あの、がんばった、全てを使い果たした直後に
そんな仕打ちが待っていたなんて。
泣き叫んじゃいますよ。そりゃそうですよ。
想像を絶します・゚・(つД`)・゚・
そんな大変だったのに、3時間モカちゃん
胸の上に放置ってのは、ごめんなさい
ちょっと笑っちゃいましたw
スパルタ病院だったんですね^^;;;
2人とも無事で何よりです*^^*

by cacocoa (2009-09-03 21:27) 

ニケ

cacocoaさん>お読みいただいた上に感想までありがとうございます(笑)

カンガルーケアは笑ってください(笑)
ケアっていうより、すでに面倒見させられてた?!

わたしがいた病院は「赤ちゃんにやさしい病院」に認定されていました。
赤ちゃんには優しくても、お母さんには厳しいようです(爆)
でもそのおかげで、母乳も新生児との生活も
スムーズに入っていけた気がします^m^*
二人ともどことなくズ太く生きてるし、
ホテルライクな所より我々には合ってたかもしれませんw
by ニケ (2009-09-04 00:22) 

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