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総決算!出産ドキュメント〔その2〕 [ニンプー生活]

またまた登場、出産ドキュメント[病院]

徐々に増す痛みは壮絶でしたが・・・ 
今となっては正直どこまで辛かったか思い出せないでいます[あせあせ(飛び散る汗)]
そうやって人類は子孫を残してきたのでしょうか...
(単に忙しさに流されてるだけじゃん[パンチ]

 〔その1〕はこちらです。


例によって時を分けて書いているため、口調や書き方がバラバラです。
読みにくい箇所がありますがご容赦ください[ドコモ提供]



それでは・・・





19

旦那に送ったメールには「『長丁場になりそう』と言われた」とある。
今痛くてもすぐには産まれない、というか、ここから長いから焦って家を出なくても良いよ、というつもりで打ったのだろうな。
(すでに半分思い出せないでいる 笑)


その前に送ったメールは夕飯時の様子を伝えるもの。
たぶんそこで痛みが強くなってきたとか等間隔とか書いたから「今から行こうか?」と返ってきて、まだいいよーシャワー行くしー、と返したのだったと思う。
となると、この時はまだまだ余裕。シャワーに行く気もあったから。

ご飯の後に共同のシャワー室前で空きを見て19時半に予約を入れるが、上記メールの間にも徐々に痛みが強くなり少しずつ間隔が短くなる。
19時半に近づくほど、そしてそこを過ぎていくほど、入れた予約はムリと思うように
それでも、この後しばらく入れないと思うと必死に入ろうとするのだが、痛くて立ち上がれないくらい。
だんだんと自分では意思や体をコントロールできなくなってきていた。


シャワーは諦めたけど、その後を考えてなんとか痛みの合間にトイレに行くが、その間は本当に恐怖で。
間隔も痛みもかなりのものになってたから、廊下やトイレの中で途中で動けなくなるんじゃないかと思ってビクビクしてました。
で、そのタイミングで旦那から「電話できる?」とメールがきたが「ゴメン 無理」とだけ返す。もうほんと、余裕なし。

当初の‘
20時にもう一度病院に戻る’のを早めようかと心配する旦那に「予定通りでいいよ」と返しているが、その後2人が来るまでけっこう孤独に痛くて、返信を後悔していたっけなー・・・。


で履歴を見ると夕飯の報告メールからここまで約
10分!
おぉっと、思ったより短い。
どうやらこの辺りから急速に進んでいった模様。

 

考えてみたら、入院せず普通に家にいる時に陣痛迎えていたら、この状態まで待って病院に行くんだよね・・・。
ムリ・・・、わたしにはきっと無理だった・・・。
そんなことからも、病院で陣痛を迎えて良かったとつくづく思うのでした。



20時~(これ以降時間の感覚がなくなります)

旦那と母が病院に到着。
心細くなっていたのでちょっと安心するが、痛いものは消えない。
ウ~ンウ~ンと痛みに耐える。


シャワーに入れなかったと伝えると、助産師さんがバケツに足湯を用意してくれた。
が、これが熱いので足を入れられない。痛いと何もかもを過敏に感じるのか、かなり熱く感じた気がします。(助産師さんは平気で手を突っ込んでたから。)
何度か水でうめてもらうがやはり熱い。
そして痛くて動けないのでほとんど身を任せてなすがまま、で足を入れることから全てやってもらう状態。
痛みのせいで自力で足も上がらないし下げられないのよ~。

足湯のちょっと前から、動いていれば+前傾なら緩和できるかな、とアクティブチェアーを引っ張り出してもらって使う。揺れていれば少し気が紛れる。旦那に腰をさすってもらってたかなぁ・・・(覚えていない)。母に呼吸をリードしてもらって、フーッと吐くのを意識してとにかくやる。

 

そうこうして揺られているうちに、痛みの時に、お尻から何かポッコリ出てきてるような感覚を感じる。しばらくしてから、あ、と思って(←判断力鈍ってます)そのことを助産師さんに言うと「順調ですね~。でもイキんじゃダメですよ。」と言われる。

その姿勢だとイキみそうになるので、ベッドに戻って横になる。この時点で6cm開大だったかな?
こんなに痛いのにまだそんなもん?と泣きそうになる。


もぅ痛い痛い。息が普通にできない。
「あー!」と叫び声にしかならないし、周りの声は聞こえるけどなんの反応もできない。
「今痛いです」という状況報告もできない。
フーッと息を吐き出し始めることで、陣痛の波を伝えてました
()
波の合間はただグッタリするのみ。
なのに、助産師さんは「順調ですね~初めてなのにとっても上手ですよ」と言ってくれて。
こんなに苦しいのに順調なの?と思いつつ、その言葉に勇気をもらってまた頑張れた気がします。


 

で、余裕がない中、時に一瞬だけ冷静になってることもあったりして・・・。

リラックスに、と助産師さんが出してくれたラベンダーのアロマオイル。
横になった時ちょうど顔の前にくるベッドサイドの上に置いてくれてたみたいですが、これがどうにもキツくて!
ウゲーくさいよーと訴えたいのをグッと飲み込んで痛みに耐えてました。
(親切を無下に断わるのも...というか、痛くて言えなかっただけとも)
シンドイ時には、リラックスのはずの香りでも控えめにしないと不快のようです
(w


あれ?そういえば自分で持っていったオイルはあの時どうしてたんだろう??


そして、少しでも気が紛れるようにと掛けていてくれたらしいラジオから流れるニュースで聞こえてきた『福田首相辞任』の声・・・。

(マジデー!デモソンナノカンケイネェー・・・デモソンナ歴史的ナ日ニ出産カ・・・明日ノ新聞ドウナルンダロウ・・・ッテ、トニカク痛イー!)と、頭をいろんな思考が高速で飛んでいました。






・・・さらに〔その3〕へと続く...
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コメント 4

はづき

楽しく(?)読ませてもらいました☆

ほんと、陣痛が辛い最中に話しかけられても、返事できないですよね。私は結構痛いなりに周りの注文つけまくっていました。ナースコールも何度も押して「痛いです。まだですか?」ばっかり言ってた気がする…。

出産はまさに動物的な出来事だと思います。(m´・ω・`)m
by はづき (2009-03-16 23:38) 

aya

痛いの大変だけど、あとちょっとで生まれるよ!
がんばれがんばれ!!



って、とっくに生まれてましたね(笑
by aya (2009-03-17 12:36) 

ニケ

はづきさん>お読みいただき有難うございます☆

あの波の最中は何もできないですよね・・・
わたしは痛みに弱い人間なので、余計にグッタリしてました。

何もかも取り払った本能だけで行う出産という行為は、
まさに動物的でしたね(´0`;A)
by ニケ (2009-03-17 22:11) 

ニケ

ayaさん>その一言が欲しかった!
「もうちょっと」って言われるとそこで頑張れる気がしますが、
どこまでこの痛みに耐えればいいのー!って時が一番シンドかったです。
(助産師さんにも分かるめぇ)

by ニケ (2009-03-17 22:13) 

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