不信の一番の原因 [掃き溜め]
久々にお酒飲みました。
って言っても、ライトカクテル? 缶のチューハイ1本ですw
それでも、この前(12月くらいだったかな…?)飲んだ時には1本も最後まで飲めずに途中でグラグラして気持ち悪くなってしまい、「もうノンアルコールしか飲めないのか…」と沈んだ気分になったものでした。
そんな沈んでたのに、ぐるナイのゴチを録っておいたのを見てたら、ゲストの市川亀治郎があまりにもおいしそうに楽しそうに飲むので、つられて飲みたくなっちゃって(笑)。
今日は平気だったので、これでもう、たまのお楽しみなら大丈夫かな?
銘柄限定かな?w ←今日は「氷結 やさしい果実の3%」でした
で。
少し酔った勢いで、今まで書こうと思って書けないでいたことを出してしまおうかなって。
ということで、ここから先は暗くて重たい話になりますので、そういったものがお好きでない方は先に進まれませぬよう。
ずっと吐き出したいと思っていたけどできなかったこと。
それは、旦那への不信感を抱くきっかけとなったできごと。
亀裂が決定的になったのは殴られたからですが、そこに至った原因は、今から書くことです。
何度も出そうと思いつつ、書くなら詳細に書きたい。
そうなると記憶を辿り、言葉を選び、そうしているうちに当時の思いも甦って苦しくなって途中でストップしてました。
今日はホロ酔っているので(笑)、簡潔に書けるかなって急に思い立って。
勢いって大事だなぁ スゴイなぁ(爆)
↑ 書き終わってみたら、やっぱり長くなった...スンマセン 覚悟して読んでくださいw
前置き長くなりましたが。
それは5月の終わり頃、夜中にパソコンを眺めていた時のこと。
ちょうど1年位前、パソコンを買い換えました。
ネット見ててもいきなり再起動したりフリーズすることが多くなってたけど、とうとう電源入れても起動しなくなってしまって、観念して新しいのを買いました。
で、新しくしたパソコンはOSも新しくなってどこに何があるやら~っていろいろ開けていじっていたら、前のパソコンのハードディスクデータを移した場所に辿りついて。
そこには、自分のはもちろん、旦那のもなぜかあって、「(全てのデータを)個々のアカウントじゃなくて共通閲覧ファイルに入れるなんて珍しいな」と思っていました。
あ、うちは結婚当初からパソコンは個人でアカウントを作成して、それぞれログインしています。
会社でもパソコンの管理業務もしていた旦那に、管理者である‘アドミニストレーター’をお願いしていました。
パソコン詳しくない方向けに言うと、会社や学校のように多くの人が一度にパソコンを使用する場合、1人にそれぞれ‘アカウント’という部屋を割り振って、個人が自分の使いやすいように許可された範囲内で設定を変えたり(文字の大きさや色調など)、お気に入りを登録できたり、ファイルを保存したりできるようにします。
それは個々の部屋なので、パスワードという鍵がないと入れません。
そして、そういった環境の元にあるシステムの更新やみんなに共通のソフトの導入などの管理をするのが‘アドミニストレーター’で、管理するために一々それぞれのパスワードを入力してお部屋に入って変更して...なんてしてたら大変なので、そうした大掛かりな裏の作業は管理者権限で一度にできるようになっていて、その為の作業部屋「アドミニストレーター(administrator)」というアカウントもあるのです。
珍しついでに旦那のデータをクリックしてみると、鍵がかかっているかと思っていたのがすんなり開いて2度ビックリ。
「鍵がかかってないってことは、見られてもいい状態にしてあるってことかな?」などと思いながら進んでいくと...
ちょっとおかしなものが。
彼のファイルやページの閲覧履歴に、わたしのデスクトップに保存してあるファイル名があったんですよね。
昔使っていたブログの保存ファイルなので、タイトルはその日記のタイトルとか。
一般的でないそういったものがいくつも見つかって…
そこから、データの精査が始まりました。
先に寝ていた旦那がトイレに起きてきたときに、それまでのことを言わずに「ねぇ、わたしのパソコン覗いたことある?」と訊くと「そんなことするはずがないよ」と。
何度か問い詰めても同じ答えなのでアイコンをクリックし、履歴を立ち上げ、「じゃあ、これは何?」と訊くとフリーズ。
壊れたパソコンから新しい方へデータ移行する時の作業の一部だろうと言い張るのですが、日付がおかしいと指摘するとまたフリーズ。
結局、しばらくしてから 一度だけ見た と認めましたが、それ以上はしてないと。
しかし翌日話をするとそれが数回に増え、その翌日は数ヶ月に延び...
最終的には、わたしが社労士の勉強を本格的に始めた6年ほど前からとなりました。
しかも、何かのパソコン作業のタイミングで教えた私のログインパスワードを覚えていて私のアカウントに入っていたのではなく、アドミニストレーター権限で入って覗いていたそうです。
もう何年もずっと自分の部屋というか日記帳というか、今で言うなら携帯でしょうか、それを覗き見られていたということが気持ち悪くてなりませんでした。
ブログをこっそり見つけて読んでいた、なんてもんではありません。
ネットでどこに行き、何を調べ、何を保存し、誰と交流し、何と書いていたのか。
その日の行動を逐一見ていたということです。
見られて恥ずかしいものはあっても、やましいものはなかったのですが、そんなことはどうでもいいくらい、嫌悪感と怒りで沸騰しそうになりました。
しかも、信頼して任せていた「アドミン(管理者)」の権限を使ってこじ開けて見ていたという事態が、またひどくショックでした。
本人が言うには、その頃からわたしが何を考えているのか分からなくなり、不安からつい出来心で始めたことがやめられなくなっていった、のだそうです。
そして、もう2度とそんなことはしない、誓って言う、と。
正直このとき初めて本気で離婚を考えました。
それまでも勢いから「もうヤダ!離婚する!」と思ったことは数知れずですが(笑)、ここまでシリアスだったことは初めてで。
だって信頼関係を崩されたんですもん。
自分がやって欲しくないことをされたんですもん。
自分の中の信義に反することを相手が行ってたんですもん。
絶対許せない って。
ただ、この時を境に、二人で話をする時間がこれまで圧倒的に少なかったこと、それがわたしの不満や相手の不安の原因だったとわかったこと、などを話し合いの中で互いに気付き、それを直していくことが今後に繋がるならと、話し合いを重ね、熟慮の末に、今回のことは許すことにしたんです。
そしてこのとき、初めて友人たちに自分のされたことを話し、悩んでいたことを打ち明けました。
そのおかげで、人に自分のプライベートの悩みを話せるようになり、後にもっと深刻な出来事が起こったときに、周りに助けを求めることにつながったのです。
しばらくは定期的に話をする機会を持ち、家庭内も落ち着いたかに見えましたが、長いブランクはそう簡単には決着に結びつかず、会話が一方的だったり、蓄積したストレスが大きくてちょっとのスレ違いがまた大きな不満になったり。
そうこうしているうちに1ヶ月ほど経ったころ、久しぶりに覗いた相手のアカウント(上記の事件以降、相手のアカウントを開放させ、またやってないかチェックしてたんです)に、わたしが数日前にブログ用に保存した写真へのアクセス履歴が見つかりました。
その時の絶望感と怒りは…
言葉では言い表せません。
寝ようとしていた相手を捕まえ、詰問すると それがどうした という顔で「見てるわけがない」と言い張る。
「ここに証拠があるのに!」と示すとまたフリーズ。
頭に血が上って「何とか言いなさいよ!」と言っても「少し冷静になりなよ」とかなんとか(すでに興奮MAXなので、この時の会話の記憶がないのよね...)言われて余計にカッとなり、思わず相手のお腹を殴りました。
「やっぱりあなたは変わらない!前と変わったと言うけれど、何が変わったの!やってることは一緒じゃない!」と叫ぶと、相手がプチっとキレて張り倒されました。
「殴ったね...」とにらむと「お前が先に手を出したんだろ!」と言ってまた手を上げてきたので防ごうと体勢を変えたところで押し倒され、相手がのしかかって体を押さえ込んでいたかな。
首が苦しかったな。
詳細は覚えてません。
でもパニックと痛みとで「あぁ、このままだと殺される」と感じていました。
その時、そばにいて一部始終を見、ビックリして固まっていたモカが突然「ヤメテーー!」と叫びました。
おかあさんにひどいことしないでーとかそのような何かを叫びながら抱きしめていたぬいぐるみを床に叩きつけて、一生懸命訴えてくれました。
それを見て相手が私から離れ、私はモカを抱きしめて ゴメンネ、ゴメンネ…と謝って泣いていた気がします。
わたしはモカに助けられたんです。
この後、わたしは双方の親に電話をかけ、殴られたと伝えました。
そのままだとまた殴られたり、殺されると思ったからです。とにかく今起きた事実を伝え、もし私に何かあったら、この電話で察してくれ、と言う思いでした。
そして、近くに住む知り合いに電話し、殴られたことと、ここに居れないから家に泊めてくれとお願いしました。
「話し合いをしよう」と何度も相手は言ってきますが、私はそんな状態ではなく。
とにかく、相手から離れないと、とそれだけでした。
モカを連れて行く、モカは渡さない、あなたのものではない、お前のものでもない、そんな言い争いを続けていたけど、とにかく相手と1秒でも一緒にいられず、何も持たずに出て行こうとしたら、自分が出て行くと言って相手が飛び出していきました。
その後は、泊めてくれるといった友人が、なかなか来ない私を心配して来てくれて、少し話をしていってくれました。
翌日には私の両親が飛んできてくれました。
その夜も痛かったのですが、翌日には殴られたり倒れたときに打った箇所が痛み、腫れ、体が思うように動かせませんでした。
体と心の痛みで食事もできず、1人だったらどうなっていたか。
そこからの日々は、本当に辛かったです。
また何かの機会に書ければ、と思いますが、今日はここまで。
すっかり長くなってごめんなさい。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ようやく、文字にして書き出せました。
書けたことで明日からの新しい1歩になりますように。
吐き出したことで少しでも心のトゲが丸くなりますように。
氷結美味しいらしいですね ^^
私はアルコールがダメな体質なので、飲みたくても試せません><
ニケさんの新しい一歩にカンパ~イ(ソフトドリンクで^^;)
by 清洲嬢 (2012-03-04 22:23)
何か気のきいてことを言えるといいのですが、我が家もただいま崩壊状態なので何も言えなくてすみません…。(m´・ω・`)m
ニケさんが少しずつ痛みや苦しみから解放されることを願っています。
by はづき (2012-03-04 23:23)
そのときのモカちゃんの気持ちを考えると・・・
なんとも言えない気持ちになります。
ケンカの原因ややり方(?)はそれぞれでも、
とにかく、男性が女性に手をあげるというのは
絶対やってはいけないことだと思っています。
明らかに力の差があるんだもの。
ここに書き出すことで、少しでもニケさんの気持ちが
軽くなりますように。
私も何も気のきいたことを言えなくてごめんね・・・
by ゆりこ (2012-03-05 03:17)
ニケさんのその時の気持ち、心身共にの痛みも想像するだけで、胸がつぶれそうですが、モカちゃんもつらかったですね。
少しでも、気持ちが楽になりますように。
by MABO (2012-03-05 21:15)
みなさま、コメントしづらい記事にまで温かいお言葉ありがとうございます。
清洲嬢さん>わたしもアルコール断ちをして、「飲みたいけど飲めない」を経験したので…
アルコール飲んで楽しそうなの見るとなんだか羨ましくなりますよね^m^
では、おいしいソフトドリンクで楽しい時間を♪
ここにかけたおかげで、翌日はとても気分が楽に過ごせました。
吐き出すことって大事なんだなーって思いました^-^
by ニケ (2012-03-06 16:18)
はづきさん>苦しい中、わざわざコメントくださってありがとうございます。
家族や家庭は自分たち女性にとって大事な場所。
そこで安らげないのはとても辛く悲しいことですよね。
お互い、はやく穏やかな時間を取り戻せますように...
頑張らずに進んでいきましょうね^^
by ニケ (2012-03-06 16:20)
ゆりこさん>わたしもゆりこさんと同じく、体格も力も違うので、
男性が女性や子どもに手を上げることは絶対にしてはいけないことだと
常に言っておりました。
だからこそ、自分の夫にされたことでより悲しく感じられ裏切られたように感じたんだと思います。
こんな場面を見せるくらいなら、話し合いをモカが寝てからにすれば良かったと何度も思いましたが、相手がモカと同時に寝て、しかも睡眠導入剤を飲んで寝てしまうのでその後の話し合いが難しいこと、などもあってどうしてもあの場になったと理解しています。
そして、モカがいてくれたからこそ、これだけで済んだ、という救われた思いもあって、とても複雑な想いです。
ここに書き出せたことで、翌日は休日で家族一緒にいても、これまでよりは心穏やかに過ごせました。
ご心配をおかけしてスミマセン><
by ニケ (2012-03-06 16:26)
MABOさん>モカの辛さは、彼女が言葉で表現できない分、
そして争うのが自分の両親だという状況、
そのどちらもわたしには想像もできないくらい重いものじゃないかと。
申し訳なさでいたたまれないです。
体の痛みは悲しみを増強させましたが、心の痛みは長い時間かけてもなかなか治らない分、やっかいですね。
どうやったら傷が癒えるのか分からず、今でも時々急に悲しみが襲ってきたりしますが、ここに書いた翌日と翌々日はかなり自分でも心に余裕がありました。
思いを出すことは必要なリハビリなんですね。
ムリせず、少しずつ自分と戦っていこうと思っています。
by ニケ (2012-03-06 16:32)