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別離 [その他]

先週、義父が亡くなりました。




元から持病があり、昨年冬には1度倒れて入院しているので、家族はある程度覚悟をしていました。

それでも、退院してから自宅療養し、少し回復が思わしくなくてもそれなりに過ごしていたので、なんとなくまだまだ先だと思っていました。


それが、先週金曜の昼に倒れてわずか2時間で亡くなりました。


広島出張だった旦那は第一報(倒れた)で動揺し、会議どころではなくなったようですが、その後少しして正式に連絡が入ったようで、すぐに取りやめて帰ってきました。
…って言っても、4~5時間はかかるんですがね。

その間、わたしは準備。
葬儀に必要なもの、宿泊に必要なもの、車移動で必要なもの(主にモカ対策)などをしつつ夕飯の準備。
でも頭が回らない...。

2人してフワフワした状況でなんだか落ち着かないまま出発し、夜中に着いて、そこからは怒涛の連続。
翌日通夜、日曜に葬儀、月曜は簡単な一連の儀式の整理と、家の中の片付けなど。
月曜の夕方に我が家に帰ってきましたが、肉体的にも精神的にも疲れ果てていました。


それから今週平日は主に片付けと、旦那が忌引きで少し休養しつつ買い物などでけっこう出かけたりしていました。
本人も家でゆっくりしてるより気が紛れるようで、動き回る方が良かったようです。


大移動の整理などは週後半でようやく落ち着きましたが、イレギュラーの状態が続いたせいか、モカがやたらとトイレが近くなってしまって、それが今でも悩みの種…。
元気に幼稚園には行ってくれてるんですがね。



わたしにとっての義父は、怖いし子ども(特に男児)をやたら要望されるので、正直敬遠したい存在でした。
昔気質の田舎の本家筋の長男で、親戚や近所の人たちからは信頼されていましたが、その分家族にはとても厳しくある時は恐怖の存在だったと思います。
旦那に殴られたときにそう電話したときも「そうか。もう2度とやらないように言っておくから、今回だけは許してやってくれ」とだけ言われました。
でも、当の義父が義母や旦那たち兄弟をよく殴っていたそうなので、喧嘩の後しばらくは恨んでた気もします。


ただ、今回のことで旦那と普通に話せるようになりました。

それまでは、やり直してみようかと決意しても、心のどこかでは築いた壁が崩せず、相手の言葉掛けや言動に過敏に反応したり思考停止したり。
何かきっかけでもないとどうして良いか分からない、と思いあぐねていた時でした。

会社を休んでいる時に、同僚へのお礼や今後の動きについて話し合う時間が多かったし、義父や家族について語る時間があったし、用事を済ませるために2人で車に乗って出かける時間が多かったり。
なんだか‘普通の夫婦’の時間を取り戻してるかのようでした。


連れ合いの親が亡くなる、というのは第三者でもあり家族でもあるような、微妙な距離感です。
寂しさも悲しさもあります。
でもやはりどこか自分の親兄弟とは違う感傷です。

旦那はこれから寂しさを実感していくんでしょうか…

冥福を祈りつつ義母や義兄弟家族が早く心穏やかに暮らせるようにと祈るばかりです。


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