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奨学金 [マネー・FP]

年末恒例、今年分の奨学金の振込みをしました。



来年で終了だと思っていたら、今年が最後とのことで例年より多く、ちょっと焦って学校に問い合わせまでしたりして。
なんだか少~しだけ納得がいかなかったような気がしますが、残額を支払って、これで全ての債務が終了しました。

大学に入ってすぐに手続きして支給が決まったときは嬉しかったし、無利子な上に大学院在学中は返済猶予してもらって。
さて、社会人になったから返済開始、というとこで、親に連絡したら「それはあんたが払いなさい」といわれ、実は、その時まで学費は親が払ってくれるものだと思っていただけに、始めから自分で後から払って返すと言われていればまだ心の準備ができていたのにとすごくショックだったのでした。

今にして思えば、奨学金は学生が卒業後に自分で返してくものだと分かります。
でもその時は、親が奨学金を借りろといったから借りたのに・・・となんだか騙された気分のようで。
私の母は、そういう一番大事な部分はちゃんと言わないことが多い人だった気がします。
うちはお金がキツイから、大学行きたければ学費は自分で賄え、と言われていれば、覚悟が違っていたような。
大学を受験するときも、どこを受験しようか迷い親に相談すると「(国公立なら)どこでもいい」と言うだけでなんの相談にも乗ってくれず、担任と一生懸命考えた上で「北海道に行く」と伝えると「遠いからダメだ」と言われ、受験費用も出してくれなかったので、お年玉を貯めたお金で航空チケットなどを手配して、自力で受験したのでした。
この時も、ダメなとこがあるなら最初から言ってくれればいいのに、自分が決意した後でダメ出しされて、なんなんだよ!と、まだ反抗期も残っていた当初は意地になって受験したんじゃないかなー、と思います。

ゴミ出しもガスの支払いも、新聞の勧誘の追い払い方も知らない箱入り娘が、ポーンといきなり4月から一人暮らしを始め、新しい土地で大学に通う。
しばらくがむしゃらにやってきて、夏休みに2ヶ月近く実家に帰ってまた戻った後期、ストレスが一気に出て体調を崩してました。
いろんなことを知らなくてもなんとかこなしてきた自分は適応力があったんだな、と今更ながら思うのと、自分の子どもにはそこまで苦労させないようにもう少しいろいろ教えてあげてスムーズに独り立ちできるよう訓練をしていってあげようと心に誓っています。


まぁそんなこんなは置いておいて。

いろんな思い出がある大学時代の奨学金返済が終わりました。
これで大学との縁がまた薄くなる気がして少し寂しさもあります。
それ以上に、あの頃の生活を支えてくれてありがとうという気持ちと、後輩たちに原資として少しでも届けばいいなという願いを込めて、払い込みをしてきました。

結局、結婚期間のうち半分以上旦那に扶養されていたことになるので、奨学金の半分ほど(以上?)は旦那に出してもらったのじゃないかな、と。
これは本当に頭が上がりません。
今、彼は新しいことを始めようかと悩んでいますが、できる限り応援しようと思うのは、密かにこのことを感謝しているからです。(密かじゃなくても、何回かお礼は言ったのですが「別に、当たり前でしょ」と言われて終わりなので…苦笑)
お金の方はなんとかしようと、ちょっと画策中。
うまくいくか分からないけど、そこは家計管理とともに腕の見せ所。

そんな、いろんな思いが駆け巡った、年末のひとときでした。


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ニケ

トレンダー櫻井さん、はづきさん>ご訪問&nice! ありがとうございます♪
by ニケ (2017-12-19 12:20) 

ニケ

mokamokaさん>ご訪問&nice! ありがとうございます。
by ニケ (2018-02-09 13:51) 

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